石狩市議会 > 2022-09-22 >
09月22日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 石狩市議会 2022-09-22
    09月22日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2023-04-01
    令和 4年  9月定例会(第3回)     令和4年第3回石狩市議会定例会会議録(第4号)                   令和4年9月22日(木曜日)午前10時00分開議─────────────────────────────────────────────── ◎議事日程 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第4号 石狩市議会議員及び       石狩市長の選挙における選挙運動       の公費負担に関する条例の一部を       改正する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第5号 石狩市職員の育児休       業等に関する条例の一部を改正す       る条例案(総務常任委員長の報告       )       議案第6号 石狩市証明等手数料       条例の一部を改正する条例案(総       務常任委員長の報告)       議案第7号 石狩市税条例等の一       部を改正する条例案(総務常任委       員長の報告) 日程第 3 議案第8号 石狩市重度心身障害       者及びひとり親家庭等の医療費の       助成に関する条例の一部を改正す       る条例案(厚生常任委員長の報告       ) 日程第 4 議案第9号 石狩市建築確認申請       等手数料条例の一部を改正する条       例案(建設文教常任委員長の報告       ) 日程第 5 議案第1号 令和4年度石狩市一       般会計補正予算(第4号)       議案第2号 令和4年度石狩市国       民健康保険事業特別会計補正予算       (第2号)       議案第3号 令和4年度石狩市介       護保険事業特別会計補正予算(第       1号) 日程第 6 同意第1号 石狩市教育委員会教       育長任命について同意を求める件 日程第 7 議案第10号 令和4年度石狩市       一般会計補正予算(第5号) 日程第 8 陳情第2号 生活道路の除排雪に       ついての陳情書(建設文教常任委       員長の報告) 日程第 9 発議第1号 国土強靭化に資する       社会資本整備等に関する意見書(       案)       発議第2号 政府の「難民」認定       の見直しと支援強化を求める意見       書(案)       発議第3号 女性デジタル人材育       成を強力に推進するための支援を       求める意見書(案)       発議第4号 農業生産資材高騰対       策を求める意見書(案) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎本日の会議に付議した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第4号 石狩市議会議員及び       石狩市長の選挙における選挙運動       の公費負担に関する条例の一部を       改正する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第5号 石狩市職員の育児休       業等に関する条例の一部を改正す       る条例案(総務常任委員長の報告       )       議案第6号 石狩市証明等手数料       条例の一部を改正する条例案(総       務常任委員長の報告)       議案第7号 石狩市税条例等の一       部を改正する条例案(総務常任委       員長の報告) 日程第 3 議案第8号 石狩市重度心身障害       者及びひとり親家庭等の医療費の       助成に関する条例の一部を改正す       る条例案(厚生常任委員長の報告       ) 日程第 4 議案第9号 石狩市建築確認申請       等手数料条例の一部を改正する条       例案(建設文教常任委員長の報告       ) 日程第 5 議案第1号 令和4年度石狩市一       般会計補正予算(第4号)       議案第2号 令和4年度石狩市国       民健康保険事業特別会計補正予算       (第2号)       議案第3号 令和4年度石狩市介       護保険事業特別会計補正予算(第       1号) 日程第 6 同意第1号 石狩市教育委員会教       育長任命について同意を求める件 日程第 7 議案第10号 令和4年度石狩市       一般会計補正予算(第5号) 日程第 8 陳情第2号 生活道路の除排雪に       ついての陳情書(建設文教常任委       員長の報告) 日程第 9 発議第1号 国土強靭化に資する       社会資本整備等に関する意見書(       案)       発議第2号 政府の「難民」認定       の見直しと支援強化を求める意見       書(案)       発議第3号 女性デジタル人材育       成を強力に推進するための支援を       求める意見書(案)       発議第4号 農業生産資材高騰対       策を求める意見書(案) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎出席議員(20名)    議長   16番   花田和彦    副議長   9番   片平一義          1番   加納洋明          2番   阿部裕美子          3番   遠藤典子          4番   三崎伸子          5番   松本喜久枝          6番   蜂谷三雄          7番   神代知花子          8番   天野真樹         10番   米林渙昭         11番   上村 賢         12番   大野幹恭         13番   金谷 聡         14番   佐藤俊浩         15番   山田敏人         17番   加藤泰博         18番   髙田静夫         19番   伊藤一治         20番   日下部勝義─────────────────── ◎欠席議員(0名)─────────────────── ◎出席説明員    市長          加藤龍幸    副市長         鎌田英暢    教育長         佐々木隆哉    監査委員        百井宏己    農業委員会会長     須藤義春    選挙管理委員会委員長  白井 俊    総務部長・       大塚隆宣    選挙管理委員会事務局長(併)    総務部・        市園博行    危機対策担当部長    企画経済部長      小鷹雅晴    企画経済部・      本間孝之    産業振興担当部長・    農業委員会事務局長(併)    企画経済部次長     佐々木一真    (企業連携推進担当)    財政部長・       中西章司    (兼)会計管理者    環境市民部長      松儀倫也    保健福祉部長      宮野 透    保健福祉部・      上田 均    健康推進担当部長    保健福祉部次長     伊藤学志    (子ども政策担当)    建設水道部長      佐藤祐典    建設水道部・      松田 裕    水道担当部長    生涯学習部長      蛯谷学俊    生涯学習部理事・    西田正人    生涯学習部次長    (社会教育担当)(扱)・    (兼)市民図書館館長    生涯学習部次長     髙橋 真    (教育指導担当)    厚田支所長       東 信也    浜益支所長       高橋克明    監査事務局長      安﨑克仁─────────────────── ◎議会事務局職員出席者    議会事務局長      丸山孝志    次長          近藤和磨    主査          工藤一也    書記          武田ほのか───────────────────────────────────────────────        午前10時00分 開議─────────────────── △開議宣告 ○議長(花田和彦) これより、本日の会議を開きます。─────────────────── △議事日程 ○議長(花田和彦) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。─────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(花田和彦) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。 会議録署名議員は、石狩市議会会議規則第81条の規定により、   2番 阿 部 裕美子 議員  13番 金 谷   聡 議員を指名いたします。─────────────────── △日程第2 議案第4号から議案第7号 ○議長(花田和彦) 日程第2 議案第4号石狩市議会議員及び石狩市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案、議案第5号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第6号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案、議案第7号石狩市税条例等の一部を改正する条例案、以上、計4議件を一括議題といたします。 議案第4号から議案第7号まで、以上、計4議件の審査結果について、総務常任委員長の報告を求めます。 19番伊藤一治議員。 ◆19番(伊藤一治) 総務常任委員長の報告をいたします。 令和4年9月2日開催の第3回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第4号石狩市議会議員及び石狩市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案、議案第5号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第6号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案及び議案第7号石狩市税条例等の一部を改正する条例案、以上、計4議件の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年9月13日に当委員会を開催し審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第4号は、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、石狩市議会議員及び石狩市長の選挙における自動車借入、自動車燃料やポスター及びビラの作製単価など、公費負担に関する限度額について所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第5号は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、育児を行う職員の職業生活と家庭生活の両立を容易にするため、育児休業の取得回数の制限緩和等について所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、国の制度と今回の改正の関係について 2、非常勤職員が育児休業を取得した前例について 3、育児休業を取りやすい職場にするための取り組みについて これに対し部局からは、1については、昨年の人事院勧告に伴って様々な条例及び規則の改正を行っており、今回もその一環である。 2については、令和3年度に1件の実績がある。 3については、子育て・介護のための両立支援ハンドブック及び地方公務員両立支援パスポートにより、制度や取得方法などを職員に周知しており、職員担当で相談を受けているとの答弁がありました。 次に、議案第6号は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、住宅の増改築行為がなくとも良質な既存住宅を長期優良住宅として認定する制度が創設されたことから、当該認定審査事務に関する手数料について所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第7号は、地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税における住宅ローン控除の適用期間を4年間延長することや、固定資産税における下水道除害施設のわがまち特例の特例割合の見直しなど、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、住宅ローン控除における個人住民税の最大控除額について 2、上場株式等に係る配当所得等における令和6年度以降の取扱いについて これに対し部局からは、1については、課税総所得金額の5%、最高額は9万7,500円となる。 2については、所得税と個人住民税の課税方式が一致することから、市役所に新たな届出が不要になる。申告の手続きが簡素化し、利便性が向上するとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第4号から議案第7号まで、計4議件については妥当と認め、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、議案第4号から議案第7号まで、以上、計4議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第4号から議案第7号まで、以上、計4議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第4号石狩市議会議員及び石狩市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号石狩市税条例等の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第3 議案第8号 ○議長(花田和彦) 日程第3 議案第8号石狩市重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 議案第8号の審査結果について、厚生常任委員長の報告を求めます。 12番大野幹恭議員。 ◆12番(大野幹恭) 厚生常任委員長の報告をいたします。 令和4年9月2日開催の第3回石狩市議会定例会本会議において、当委員会に付託されました議案第8号石狩市重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年9月14日に当委員会を開催し審査いたしました。審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 議案第8号は、重度心身障害者等の医療費助成について、所要の改正を行おうとするものであります。 その主な内容といたしましては、後期高齢者の医療費の自己負担割合に新たに2割負担が導入されることから、北海道の補助要綱に準拠し、本制度での重度心身障害者の負担割合を引き続き1割負担にすること。また、資格確認において、被保険者証等マイナンバーカードを含めようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、マイナンバーカードと被保険者証との紐づけを促進しているのか これに対し部局からは、1については、窓口では案内は行ってはいないが、更新保険証を送付する際、マイナンバーカードが利用できる旨の印刷物を同封しているとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第8号については妥当と認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、厚生常任委員長の報告を終わります。
    ○議長(花田和彦) これより、議案第8号についての委員長報告に対し、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第8号について討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第8号石狩市重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第4 議案第9号 ○議長(花田和彦) 日程第4 議案第9号石狩市建築確認申請等手数料条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 議案第9号の審査結果について、建設文教常任委員長の報告を求めます。 18番髙田静夫議員。 ◆18番(髙田静夫) 建設文教常任委員長の報告をいたします。 令和4年9月2日開催の第3回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第9号石狩市建築確認申請等手数料条例の一部を改正する条例案の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年9月15日に当委員会を開催し審査いたしました。審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 議案第9号は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において、建築基準法が改正され条項移動があったことから、これらを引用する石狩市建築確認申請等手数料条例について、所要の改正を行おうとするものであります。 当委員会は、以上で審査を終了し議案第9号については妥当と認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、建設文教常任委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、議案第9号についての委員長報告に対し、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第9号について討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第9号石狩市建築確認申請等手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第5 議案第1号から議案第3号 ○議長(花田和彦) 日程第5 議案第1号令和4年度石狩市一般会計補正予算(第4号)、議案第2号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第3号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上、計3議件を一括議題といたします。 提案理由の説明が9月2日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 お諮りいたします。 質疑につきましては、歳入歳出一括して行いたいと思います。 御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 初めに、議案第1号令和4年度石狩市一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 補正予算(第4号)について、大項目で3点伺っていきたいと思います。 1点目、米麦乾燥調製施設建設事業補助金について伺いたいと思います。 これは、以前同僚議員からJAいしかりの米麦乾燥調製施設というものは、小麦の出荷には欠かせない重要な施設であること、それが老朽化に伴い多額の改修費がかかるため、市の支援の考えについて質問がなされました。このたび、補正予算が組まれたわけですけれども、米麦乾燥調製施設を改修して、新たに機能を強化させるということに対しては異存は全くないのですけれども、施設を増設するという大規模な事業費であるために、1団体に対する補助額としては今回異例の2億円という補助金を予算化することになりましたので、その理由に関してはしっかりと市民に対しても説明していただければと思っています。 一つ目、新たな施設の増設が必要となった理由と、これまで誰がどのような利用の仕方をしてきたか、また、新たな施設が建つことによって、どのような利用が見込まれるかについて伺いたいと思います。 二つ目、国の補助外の8億6,000万円のうち、市が負担する2億円の補助金の算定の根拠を伺います。 起債分の1億5,000万円は交付税措置されるようなものでしょうか。残りの6億6,000万円はJAが負担するということになりますけれども、施設改修後の利用者の利用料金と、JAの経営などへの影響というのはどのようになっていくか、伺いたいと思います。 2点目、橋りょう維持費の除排雪の対策について1点伺いたいと思います。 この間、いい冬いしかり検討委員会で検討を重ねられた令和3年度の大雪に伴う検証結果が、先の常任委員会で示されましたが、その中の一つにもなっていた冬の暮らしのガイドブックの作製を冬の前に行い各戸に配布するという事業が、今回、予算化されていますが、市民の敷地内の雪の道路への雪出しや、路上駐車などのマナーに関する周知を目的としたものと伺っています。行政が行う除排雪の作業を妨げる道路への雪出しは、空き地などの捨場がなくなったことで、敷地内に積み上げる場所がないとか、高齢化が進んで体力もなくなったということも要因の一つと考えています。その認識は同じだと思いますが、市が市民のマナーの問題と捉えているのは、どのような状況がこれまであったのか改めて伺いたいと思います。 また、道路への雪出しを少なくするには、市民が民間除雪や排雪契約をするなど、活用を促進する取組が必要と考えますが、市の考えを伺いたいと思います。 3点目、高齢者等物価・灯油高騰対策生活支援金の支給事業について、3点伺いたいと思います。 昨年実施した福祉灯油は、一般財源約1,300万円の規模で、対象者を選定して事業を行いました。その半分が特別交付税措置されるというスキームになっていました。今年度行うものとしましては、福祉灯油の対象者を大幅に拡大して、新型コロナの交付金と北海道の高齢者等生活支援補助金を原資として、1,300万円の10倍程度の規模になるということです。この事業を行う背景となっている新型コロナ禍の物価高騰が与えている市民生活への影響というのを市はどのように捉えて、このように大きな支援策を事業化されたのか、その考えについて伺いたいと思います。 また、給付対象にしっかり給付するために今後、どのような事務手続、また、同時期に国の給付事業が行われますけれども、その事業等の関係性など、給付スケジュールについて伺いたいと思います。 二つ目、想定対象とされている世帯数は約6,500世帯と伺っていますが、この6,500という数字は何をもとに想定され積み上げた数字になるでしょうか。また、対象者を確定していくときに、所得と年齢層でデータを抽出するということは税務課にはできないということを、再三これまでも確認していますけれども、今回のようなデータ抽出というのはどのように行うのか伺いたいと思います。 三つ目、給付手続において、プッシュ型の給付金は、どのように行われるでしょうか。生活保護の受給者以外は、今回市が確認書を発送して、市民の方が返送してそれを市が受理してから給付となるという仕組みと伺いましたが、どのようなことを確認するための確認書か伺いたいと思います。 また、障がい者世帯や歳末助け合いの対象の寝たきりの高齢者の方は、給付を受けるために確認書を返送しなければなりませんが、どのようなサポートがなされるか伺います。また、65歳以上の非課税世帯は約5,700世帯と最も多い中でこれらの方は民生委員のサポート対象ではないと考えていますが、確認書の返送を見落とさないようにどのような取組を考えているか伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 本間産業振興担当部長。 ◎企画経済部産業振興担当部長農業委員会事務局長(併)(本間孝之) 私からは、ただいまの御質問のうち、米麦乾燥調製施設に関する御質問にお答えいたします。 初めに、米麦乾燥施設調製整備についてでありますが、当該施設は、水稲及び小麦生産者が利用する米麦乾燥調製施設として平成2年7月にJAいしかりにおいて建設された施設であり、近年は、小麦の作付面積が増加傾向にあり、石狩地区のみならず、厚田区・浜益区の生産者からの受入れも行うなど広域的に活用されている施設であります。その一方で、供用開始後30年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいるほか、建設時の受入処理量を大幅に超過している現状でもあり、施設の荷受・乾燥能力不足は、生産者の労働力負担や出荷品質の低下などの課題が生じているところでございます。 このようなことから、本年3月、国の補助事業の採択を受け、令和5年度中の供用開始を目指し、現在、改修事業が進められております。 次に、利用実績についてでございますが、令和3年度の実績では、水稲53経営体、小麦94経営体の市内生産者が、この施設を利用しております。 次に、補助金の算出根拠についてでありますが、当該施設は、全市域の小麦生産者が利用する本市農業を支える基幹的な施設であるほか、事業費のうち、国の補助対象経費とならない事業費があること、また、市内生産者の施設利用料に過度な負担が生じることのないようにするなど、総合的に判断し、一定額の支援を行うこととしたところです。 その根拠といたしましては、本市の補助金等交付基準に基づきまして、国の補助対象外経費の2分の1相当額で8,000万円を、それと施設利用料の負担軽減経費として1億2,000万円と、合わせまして2億円としたところです。 次に、交付税措置についてでありますが、今回充当する一般単独事業債につきましては交付税措置はありません。 次に、改修後の施設利用料についてでありますが、現在、JAいしかりにおいて、現状と同程度の料金設定となるよう検討中とうかがっております。 最後に、JAいしかりの経営状況についてでございますが、今回の支援により少なくとも、JAや市内の米麦農家の皆さんが、施設の改修後も安心して生産活動が継続できる一助にはなるものと考えております。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 佐藤建設水道部長。 ◎建設水道部長(佐藤祐典) 私からは、除排雪対策についてお答えいたします。 ガイドブックの作成については、昨年度の記録的な大雪を受け、市民の皆様が快適に冬を過ごせるよう、雪対策に対する市の取組や除排雪のルール、市民の皆様に守っていただきたいマナーなどを分かりやすく冊子にまとめ情報提供することを目的としております。 市民のマナーに関する問題につきましては、まず通行の妨げや事故の原因となる道路への雪出しがあります。幾つか例を挙げますと、一つ目として、バスの通行を妨げる幹線道路への重機などによる大量の雪出し、二つ目、生活道路の排雪作業中に多くの除雪機械が作業している中で行う民地内からの雪出し、三つ目として、民間事業者に排雪を依頼するため、民地境界から離した道路への一時堆積などでございます。 次に、除排雪作業の妨げになる路上駐車の件についてです。路上駐車により、道路が狭くなり、除雪車そのものが通れず除雪作業ができない場合があります。それにより除雪ができなかった道路は、凸凹路面やザクザク路面が発生し、安全に通行できなくなることがあります。 そのほかに、除雪でかき分けた間口の置き雪については、各ご家庭で道路脇に積み上げていただくなどの処理をしていただくことのお願いも周知したいと考えております。 これらのマナーが守られれば、より効果的・効率的な除排雪作業の実施が可能となりますことから、市民の皆様がマナーについて御理解いただけるよう努めてまいります。 市民の民間排雪の活用につきましては、その作業後、一時的に道路が広くなるなど一定の効果が発揮されることは承知しておりますが、生活道路の積雪状況によっては、民間の排雪作業により、道路交通に支障を来していること、例えば、重機が圧雪路面を壊してしまうことや、先ほど申し上げました雪の堆積方法などの問題も見受けられます。 市、事業者、市民がそれぞれルールやマナーを理解した上で取り組んでいくことが、冬期間の市民の快適な生活につながるものと考えております。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 宮野保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(宮野透) 私からは、高齢者等物価・燃油高騰対策支援金支給事業についてお答えいたします。 本事業は、北海道の市町村高齢者世帯等生活支援事業補助金を活用し、コロナ禍における生活必需品や燃油等の価格高騰に伴い、経済的に厳しい状況下にある高齢者や障がい者のいる世帯のほか、生活保護世帯等に対して、生活の支援を行うことを目的に実施をする新たな事業でございます。 このたび、国で新たに創設されます電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金と対象者の多くが重複するため、対象者の抽出や関係書類の送付など、必要な事務手続を同時進行で実施をし、11月下旬の支給開始をめどに作業を取り進めてまいりたいと考えております。 次に、想定対象世帯数についてでありますが、令和3年度と令和4年度に実施いたしました非課税世帯への臨時特別給付金の支給世帯数から、類推しており、確定データは、基準日10月1日の時点で石狩市の住民基本台帳に登録があり、令和4年度の住民税が均等割を含めて課税されていない世帯のうち、高齢者世帯は65歳以上の方がいる世帯、障がい者世帯は障がい者手帳をお持ちの方がいる世帯が対象となりますので、それぞれの要件に当てはまる世帯をシステムから抽出いたします。 最後に、給付手続についてでございます。 このたび創設されます国の給付金と同時に給付手続を行うため、市からの支援金の給付にあたりましても、混乱を招かないよう、国の給付金と同様に、対象者に振込口座、受給の意思、受給要件等の確認を行うための確認書を郵送し、必要事項を記入して返送いただく方法で実施したいと考えているところであります。 また、障がい者世帯等への申請につきましては、御親族や後見人、福祉施設職員、民生委員等による代筆や意思確認を可能とし、必要なサポートが受けられるよう配慮をしております。 なお、確認書の送付にあたりましては、これまで実施をしてまいりました給付金事業の経験を踏まえ、封筒に給付金の御案内であることを明記し、対象者に分かりやすく工夫をしてまいりたいと考えております。 私からは、以上です。 ○議長(花田和彦) 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) それぞれにお答えいただきました。 まず、米麦乾燥調製施設の補助金のことですけれども、今回、改めてこのように説明いただいて、なるほど国の補助対象外経費の半分と、利用料金に反映する部分を石狩市が負担しようということになったということを理解しました。ただ、やはりその仕組みとして今回のような補正予算について、委員会を設置していないものですから、関係資料の提出やそれに対する審議がしっかりと行われるわけではないので、私はこれまでずっと予算委員会を持つべきだと感じています。やはり最終日で、このような御説明をいただくだけではなく、市民に対して、今後、予算をどのような根拠で出していくかというところは、しっかりと説明できるようなものを示していただけないと。その規模が大きいだけに、ほかの団体の方もどういうことなのかと思われるのはおもしろくないことだと思いますから、しっかりとした理由を持ち、意思を示していただきたいと要望したいと思います。 ここに関しては1点だけ伺いたいと思いますが、施設の改修後の利用料金の反映というのは大体1億2,000万円ぐらい、30年間の稼働でそれぐらいあるのではないかということで石狩市が負担するという考えを持っていると思います。今回、石狩市がそれをすることで、料金は据え置かれるというお答えだったと思いますが、そのようなことで利用者自体が使いやすくなる状況が維持されるのかとお答えを聞いて思いました。今、石狩市の米麦乾燥調整関係の施設でこのような改修や更新を迎える施設はほかにないかを伺いたいと思います。 次に、除排雪の対策についてお答えいただきました。 道路の雪出しに関してですが、まさに今、説明いただいたように、市民のマナー、市民の考え方、民地で積もった雪を道路に出してはいけないというところがどこまで徹底されているか。されていない現状があるとすれば、生活のために車を止めたり、自分が生活するためにそこに雪を置いておくわけにはいかないことが、現状としてある以上、民間事業者にそれを持っていっていただくことは、今後も広がっていくものと思います。 既に御存じかと思いますが、岩見沢市などでは市民の民間事業者との契約に対して補助をしていたり、あと市民の雪出し、または雪かきができないような状況をパトロールしたり、やはり市民側とか、民間事業者側に立って、どういうことを市は考えていけばスムーズになるか、対策に踏み切っていると思うのです。それは例えば道路除雪ではなくて、住居のほうの福祉的な考え方にもなってくるのですが、そういうことがあって初めて市民もこのようなマナーの啓蒙などが受け止められるのではないのかと思うのです。今は、暮らしのガイドブックを見ていませんが、市民の雪出しに対するマナーを守ってくださいと言うだけではなかなか浸透しないのではないかと。本当に生活上出さざるを得ない状況をどう支援していくか今後は踏み切っていただきたいと要望したいと思います。 それに対して何かあればご返答お願いします。 そして、三つ目の高騰対策についてですが、これまでもたくさんの給付金事業を行ってきているので、しっかりと執り行っていただけるだろうと考えておりますが、1点だけ再質問したいと思います。 今回の対象者を65歳以上の非課税世帯に広げたことで対象が拡大しています。課税対象であっても、均等割だけ課税されている個人というのは、確認しましたところ約3,300人が個人でいらっしゃると聞きました。均等割だけ課税されている方がどういう所得階層なのかというところですけれども、単身で給与所得が基礎控除のみの方であれば、93万円から100万円という7万円の狭い枠の収入の方だそうです。国の事業も市の事業も今回この均等割だけが課税されている方というのは対象外なのですが、他市では、あえてこの所得層3,300人いる均等割だけ課税されている個人も、これだけ少ない収入であれば厳しいであろうというところから、対象者を国とはずらして給付を行うという考えのところもあります。ですから、今回の対象者は広く非課税世帯というところですけれども、厳しいという状況はかなりあると思いますので、今後も含めて、そのような所得階層をずらした支援策があるかということを伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 暫時休憩いたします。     午前10時44分 休憩───────────────────     午前10時50分 再開 ○議長(花田和彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 神代議員、ただいまの再質問なのですが、米麦乾燥調製施設、そちらのほかに改修更新はありませんかという質問でありました。 今回の補正予算の中には、その予算が含まれておりませんので、こちらのほうの答弁はないということでよろしいでしょうか。 もう1点の保健福祉部の質問については答弁いたします。 ○議長(花田和彦) 宮野保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(宮野透) 私から高齢者等物価・燃油高騰対策支援金支給事業に関する再度の御質問にお答えいたします。 再質問の趣旨といたしましては、均等割課税世帯に対する支援策の考えはないかと、今後についてもというような趣旨だったと思います。 現段階で均等割のみ課税される世帯等に対する支援については、支援をするという考えは持ち合わせていないところでございます。 今後の支援策についてでありますけれども、国の動きや目まぐるしく変化する社会情勢など注視しながら、支援の必要性等については考えていかなければいけないところであります。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 保健福祉部の灯油高騰のほうは、基本的には新型コロナの交付金を使った物価・灯油高騰の対策というのは初めてになりますので、来年度も同じレベルのものを行えるかというのは状況も違うし、行えないかもしれないけれども、新型コロナの交付金を使う大きな事業になるわけですから、これに関して、市のホームページを見ても、これまで令和2年度から行ってきた新型コロナの交付金事業というのは、整理されていなくてなかなかコロナでどういうことをされてきたかということは、すぐに市民には見つけられない状況になっています。なので、こういったことも含めて、その説明責任というのは、インターネット時代ですからホームページにもしっかりと説明を載せていっていただきたいと思います。 所得階層をずらした支援というところも、今後、状況を見据えてということをお答えしていただきましたけれど、これについても、私は、この補正予算について関連質問として、今後の考えはどうでしょうと聞いたから保健福祉部には答えていただいたと思っています。 ですので、返答がないということはしょうがないと思いますけれども、米麦乾燥調製施設に関しても、今後の施設改修の予定があるのであれば補助金を今後どういうふうに考えていくかということも見据えて関連質問としてさせていただいたまでです。でも、それはいずれまた、質問できる機会にさせていただきたいと思いますが、そのようなことをお伝えして終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) ほかに質疑はありませんか。 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) 質問する前に、今のやりとりを聞いていて、我々の議会での議論というのは、そこに提案されている一言一句の範囲内で行うとすれば、議会の議論というのは極めて限定されるということになりますので、私なりにそれに関連することであれば、しっかりと答弁されるということが、私は必要だと感じておりました。 まず、最初、そのことを申し上げておきたいと思います。 私の質問は、新型コロナウイルス感染症対応創生推進事業について伺います。 コロナオミクロン派生種BA.5が猛威を振るって、市内でも感染者が急増しました。 私の身近なところでも、感染者が出たということで、現在は、若干減少傾向にある中で1件質問いたしますが、今回、指定ごみ袋の無償配布事業に2,800万円を計上しております。 この事業は、令和2年第2回定例会でも、同じ事業として予算を議決し、そして事業が実施されております。 その当時は、20リットル20枚ということで、所得に関係なく全世帯を対象としておりました。 この事業については、市民の声もそれぞれ届いていると思いますが、事業評価として、行政側として、このような事業を行った事業評価をどのようにされているか、まず、最初に、伺っておきたいと思います。 それを踏まえた今回の事業の特徴についてお示しいただきたいと思います。 次に、これは質問というよりも、提案されている高齢者等物価・燃油高騰対策生活支援支給事業は6月定例議会の補正予算審議において国の地方創生臨時交付金を活用した事業者支援と併せ、市民生活支援をスピード感を持って行うようにということで求めていたところでありますが、今回の当該事業は、北海道の高齢者世帯等生活支援事業費補助金がベースになっていることから、対象世帯も増えておりますが、実質的には、冬期間の福祉灯油という性格の強いものだと私は思っております。 道の補助金は、6,000円が補助対象の単価になっておりますけれども、それに上乗せをして、昨年の2倍の金額になっていると、1世帯2万円。しかも、保護世帯も同額であると、議会議論が生かされているということも、率直に評価をさせていただいて、これについては、答弁は必要ございません。 以上です。 ○議長(花田和彦) 松儀環境市民部長。 ◎環境市民部長(松儀倫也) 私からは、ごみ袋の無償配布についてお答えいたします。 令和2年度に新型コロナウイルス感染症対応地方創生推進事業として行った指定ごみ袋の無償配布につきましては、外出抑制により家庭ごみが増加している生活実態を踏まえ、市民の生活支援として、令和2年7月から8月にかけて20リットルの指定ごみ袋を20枚ずつ全世帯に郵送いたしました。 市民の方からは、この政策は実際的で無駄なく市民のどの家庭でも活用でき、本当に良いものだと感じていますという声や、思いがけない心遣いに、やるな!石狩と思わず言ってしまいましたといったお便りや電話等をいただいております。 こうした結果を踏まえ、今回は、いまだ終息しないコロナウイルス感染症による新たな生活様式の転換や衛生的なごみの排出が求められていることに加え、昨今の原材料価格の上昇や円安の進行に伴う物価高騰による市民生活への影響に配慮して実施しようとするものであります。 また、配布の組合せにつきましては、少量の袋が使い勝手がよいという御意見もいただいておりましたことから、汎用性の高い20リットル、そして10リットル、5リットルの指定袋を10枚ずつ組み合わせる形に改善して、広く効果的な支援につなげたいと考えております。 以上であります。 ○議長(花田和彦) 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) やるな!石狩、私もそう思っていたのです。 どうしてかと言うと、生活に欠かせないものであって、現金給付と変わらないのです。しかも、全ての市民が所得に関係なくごみ袋が必要、こういう視点を持った施策について私も評価をしておきたいと思っています。 それで、そんなに大きな予算規模でもないと、市民にやはりコロナ対策で石狩市の行政の思いがしっかりと伝わる事業だと思っております。 同時に、これ欲張りではないのだけれども、さらに付加価値をどうつけるかということなのですけれど、ぜひとも配布するときに感染対策に気を緩めることなく取り組みましょうというメッセージをぜひ伝わるように発信していただきたいというのが一つです。 それから、もう一つは、こういう事業を通じて、どう複合的な政策効果を上げるか、付加価値をつけるかということなのですが、当然、ごみ袋が届くわけですから、ごみ袋が届いたからどんどんごみを出そうと、これは意味がないのです。このごみ袋が届くことによって、ごみの減量と資源ごみ回収の意識づけがやはり必要なのだろうと思うのです。これはやはり付加価値なのだろうと私は思っているのです。 特に、ミックスペーパー分別のステップアップがやはり必要であって、ごみ袋をお届けするときに、そのような発信をしていただけないだろうかと。これは、今問題になっている地球温暖化対策にもつながるのですということのメッセージ性を添えて伝えられたらいかがだろうかということで、再質問させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 松儀環境市民部長。 ◎環境市民部長(松儀倫也) 再度の御質問にお答えいたします。 本事業につきましては、全市民に対し、条件を付さず、一律に支援できるということがポイントでございますので、スピード感を持って実施してまいりたいと考えております。 また、御提言にございましたように、コロナの感染症対策、そこの部分ですけれども具体的に申し上げますと、収集作業員の感染リスクを軽減するためには、ごみ袋をいっぱいにして出すと破裂するといったこともございますことから、少し余裕を持った状態でごみを出していただくというような啓発等も、また、一助になるものとも考えております。 また、本事業は、ごみの排出を促すものではありませんので、この機会に改めて、ごみの減量と4Rについて周知を図り、ごみの捨て方について、市民の皆さんが、また、考えていただくきっかけになればと思うよう取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(花田和彦) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第1号令和4年度石狩市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第2号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第3号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第6 同意第1号 ○議長(花田和彦) 日程第6 同意第1号石狩市教育委員会教育長任命について同意を求める件を議題といたします。 提案理由の説明が9月2日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 同意第1号については、討論を省略することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第1号については、討論を省略することに決定いたしました。 これより、同意第1号石狩市教育委員会教育長任命について同意を求める件を採決いたします。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の出入り口を閉めます。    (議場閉鎖) ○議長(花田和彦) 念のため申し上げます。 本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお、重ねて申し上げます。 投票中、賛成を表明しない票及び賛否が明らかでない票は、石狩市議会会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。 ただいまの出席議員は、19名です。 投票用紙を配付いたします。    (投票用紙配付) ○議長(花田和彦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。    (投票箱点検) ○議長(花田和彦) 異常なしと認めます。 ただいまから、投票を行います。 点呼を命じます。 丸山議会事務局長。 ◎議会事務局長(丸山孝志) それでは、投票順序を申し上げます。 1番加納洋明議員、2番阿部裕美子議員、3番遠藤典子議員、4番三崎伸子議員、5番松本喜久枝議員、6番蜂谷三雄議員、7番神代知花子議員、8番天野真樹議員、9番片平一義議員、10番米林渙昭議員、11番上村賢議員、12番大野幹恭議員、13番金谷聡議員、14番佐藤俊浩議員、15番山田敏人議員、17番加藤泰博議員、18番髙田静夫議員、19番伊藤一治議員、20番日下部勝義議員。 以上であります。    (投  票) ○議長(花田和彦) 投票漏れはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の出入り口を開きます。    (議場開鎖) ○議長(花田和彦) 開票を行います。 立会人を指名いたします。 石狩市議会会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、19番伊藤一治議員、12番大野幹恭議員、18番髙田静夫議員、11番上村賢議員を指名いたします。 立ち会いをお願いいたします。    (開  票) ○議長(花田和彦) 投票の結果を報告いたします。 投票総数19票、これは、先ほどの出席委員数に符合しております。 そのうち、賛成19票、以上のとおり、全て賛成であります。 したがって、同意第1号は、同意することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。     午前11時17分 休憩───────────────────     午前11時18分 再開 ○議長(花田和彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 ただいま任命同意されました佐々木隆哉教育長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木隆哉) ただいま教育長再任の同意をいただきました佐々木でございます。本会議中の発言をお許しいただき、ありがとうございます。再任にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 3年前に教育長として選任いただいた折、私は、大きな転換期を迎えようとしている本市の教育を充実発展させるため、誠心誠意尽くしたいと申し上げました。 残念ながらこの3年間は、予期し得なかったコロナ禍により、教育の継続と感染拡大防止との両立、言わば「攻め」よりも「守り」の取組みに忙殺された感があります。 しかしその中でも、GIGAスクール構想による学校教育の急速な情報化、学校行事の精選、オンラインを活用した社会教育の新たな形の模索など、従来の「当たり前」を転換する数多くの試みが、関係各位の努力と創意工夫のもとで進めることができました。 私は、ここに本市の教育の新たな可能性を見た思いをいたします。社会の変化が加速度を増し、複雑で予測困難になりつつある中で、自他を大切にしながら、さまざまな主体と協働して変化を乗り越え、主体的に豊かな人生を切り拓いていけるよう、子どもたちを育んでいかなければなりません。 また、市民が生涯を通して学びを重ね、自己実現を図るとともに、包摂的な地域コミュニティを形成していくことができるような環境を作っていくことは、人生100年時代の今日、極めて重要であります。 私は、これら教育に求められる役割を果たしていけるよう、本市教育プランで掲げる基本理念を大切にしつつ、これからの時代に求められる施策に鋭意取り組んでまいりたいと存じます。 本市の子どもたちにはまだ学力面、体力面の課題が残っておりますが、学校を訪問しますと、クラスメイトとともに授業にしっかりと向き合う、あるいは先生や来校者に元気に挨拶をする、たくさんの子どもを見ることができます。 こうした子どもたちの「意欲」や「元気」にしっかりと応え、本市の教育文化の振興と発展を再び担う職責を思うとき、その重さに改めて身を引き締めているところであります。市長との緊密な連携を基盤としつつ、学校、家庭、地域、団体・企業などなど、教育に関わる全ての方々と手を携えて、教育行政を推進し、石狩市を支える人づくりにまい進する所存であります。 市議会議員の皆さま、市民の皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願いし、再任に際してのご挨拶といたします。改めまして今後ともよろしくお願い申し上げます。 どうもありがとうございました。─────────────────── △日程第7 議案第10号 ○議長(花田和彦) 日程第7 議案第10号令和4年度石狩市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいま議題となりました議案第10号についてご説明申し上げます。 今回の補正は、当面急を要する経費について所要の措置を講じようとするものであり、その総額は、5億3,700万円の増額を行うとするものであります。 歳出につきましては、住民税非課税世帯等に対する電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金の支給に5億円、8月8日から9日にかけて発生しました大雨により被災した浜益区の逆川およびトスケ川の復旧経費に3,700万円を計上しようとするものであります。 歳入につきましては、国庫支出金に5億2,720万円、市債に980万円を計上しようとするものであります。 また、地方債補正として、河川災害復旧事業を追加しようとするものであります。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 お諮りいたします。 議案第10号の質疑については、歳入歳出一括して行いたいと思います。 御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 質疑はありませんか。 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) 物価高騰緊急支援給付金給付事業についてお伺いいたします。 燃油高騰などの現状を考えると非課税世帯に対して5万円と、この水準がいいのかどうかと、実態に合っているかどうかということは別にして、国の支援給付金として、これは国庫補助金という形になりますから、このような提案が早々となされたということについては評価をいたしたいと思います。 今後、地方創生臨時交付金については6,000億円程度また地方に配分すると言われておりますので、ぜひスピード感を持って、またやっていただきたいと、この事業の対象世帯9,500世帯ということが提案されております。全世帯の34%、基本的にはこれまでの振込データ等々を活用したプッシュ型になるとうかがっておりますが、令和4年度非課税世帯だけではなくて。1月1日以降に家計急変世帯も対象になると、電力料金なども含めて、物価高騰やコロナ感染拡大の影響などにより、廃業・休職・退職なども考慮したもので、その周知についてはどのように行うか、伺っておきたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 宮野保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(宮野透) ただいまの御質問に私からお答えいたします。 御質問の家計急変世帯に対する制度の周知についてでございますが、広報いしかり11月号や市ホームページへの情報の掲載を行うとともに、市社会福祉協議会での生活困窮の相談を受けた場合などに、個別に制度の御案内を行ってまいりたいと考えております。 また、申請期限が令和5年1月末日を予定されておりますことから、令和5年1月号の広報いしかり、これは本年12月末に配布されるものとなりますが、この広報いしかりの中にチラシの折り込みを行い、対象となる方に情報が届くよう広く周知に努めまして、申請漏れがないよう丁寧に対応してまいりたいと考えております。 私からは、以上です。 ○議長(花田和彦) 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) 了解いたしますけれども、この1月1日以降に家計が急変して、今までこのような給付を受けなかった世帯も今回は対象になる可能性があるわけです。そのときに、どんな周知をするか、今、部長が言われたようなことが基本にはなるのだろうと、全市民にそれがペーパーで届くと、もちろんホームページ等でも広報するのだろうと思いますけれど、人的なサポートということも一方では考えられるのではないか。つまりそれぞれの地域に民生委員の方がいらっしゃいます。民生委員の方というのは常日頃から地域の人たちの状況をよく目にし、耳にする。我々以上にある意味では、その地域だけを考えると情報を様々得ていると。それがまた一つの役目であるということを考えたときに、今回のこの給付金の支給に当たって対象になるかならないかということについては、これは押しつけではなくて、あるいはすごい民生委員の負担感が強まらないように、さりげなく、こういうような給付金ができたので、周りの人にいたら情報提供してくれ、あるいはお伝えしてくれと、やはりさりげなさが大事かという感じもするのですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(花田和彦) 宮野保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(宮野透) 再度の御質問にお答えいたします。 再度の御質問の中でもありましたように民生委員につきましては、地域の情報というのをつぶさに把握をしている状況にあります。 そのようなことを踏まえまして、今後、この給付金の給付にあたりましては、民生委員さんの協力などもいただきながら、この給付金の申請であったり、さらに相談であったりという部分を市との連携を深めながら取り進めてまいりたいと考えております。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第10号令和4年度石狩市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。     午前11時31分 休憩───────────────────     午前11時32分 再開 ○議長(花田和彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △日程第8 陳情第2号 日程第8 陳情第2号生活道路の除排雪についての陳情書を議題といたします。 陳情第2号の審査結果について、建設文教常任委員長の報告を求めます。 18番髙田静夫議員。 ◆18番(髙田静夫) 建設文教常任委員長の報告をいたします。 令和4年9月2日開催の第3回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました陳情第2号生活道路の除排雪についての陳情書の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年9月15日に当委員会を開催し審査いたしました。審査に当たっては、提出者から陳情の趣旨説明を受けたのち、所管部から本陳情に対する意見や現状等についての説明を受け審査に入りました。 陳情第2号の趣旨は、次のとおりであります。1、石狩市の排雪時期を町内会ごとにずらしてバッティングしないようにし、ダンプカーの不足を解消してほしい。2、常時ダンプカーとロータリー車で排雪して、従来道路の高さ及び幅を確保してほしい。 次に、本陳情に対する所管部への質疑の主なものは、次のとおりであります。1、昨年度の大雪時におけるダンプ台数の確保について2、ダンプのバッティング対策と常時排雪の可能性について3、花川雪堆積場を民間と共用することについて これに対し部局からは、1については、国の工事現場に入っている車両を市町村の除排雪に割り当てるという支援を受けるなどにより、必要な台数を確保することができた。 2については、生活道路の排雪は町内会単位で実施しており、ダンプトラックがバッティングするという事象は発生していない。また、降雪のたびに排雪を行うことが理想であるのは確かだが、機械の台数確保や363キロメートルにも及ぶ生活道路延長を考えると、物理的に不可能である。 3については、市街地に近い花川雪堆積場は市が使うことにしている。民間向けには新港地区に専用の雪堆積場を設け、そこを利用してもらっているとの答弁がありました。 陳情採択に関する意見の主なものは、次のとおりであります。1、今回の陳情の趣旨・陳情事項は、現実的には実施困難である。2、民間との連携などについては、今後の課題である。 当委員会は、慎重審査の結果、陳情第2号については起立採決のうえ、原案採択に賛成委員少数で、不採択と決した次第であります。 以上で、建設文教常任委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、陳情第2号についての委員長報告に対し、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、陳情第2号生活道路の除排雪についての陳情書を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、不採択です。 本案は、委員長報告のとおり不採択とすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第2号は、不採択とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。     午前11時36分 休憩───────────────────     午前11時37分 再開 ○議長(花田和彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △日程第9 発議第1号から発議第4号 ○議長(花田和彦) 日程第9 発議第1号国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書(案)、発議第2号政府の「難民」認定の見直しと支援強化を求める意見書(案)、発議第3号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書(案)、発議第4号農業生産資材高騰対策を求める意見書(案)、以上、計4意見書案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 11番上村賢議員。 ◆11番(上村賢) ただいま一括議題となりました発議第1号から発議第4号、以上、計4意見書案について、順次、説明を申し上げます。 発議第1号国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年9月22日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、国土強靭化担当大臣。───────────────────発議第1号  国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書(案) 北海道は、豊かで美しい自然環境に恵まれ、広大な大地と海に育まれた豊富で新鮮な食を強みに我が国の食料供給を担うとともに、本道特有の歴史・文化や気候風土などを有しており、こうした北海道ならではの独自性や優位性を活かしながら、将来にわたって持続可能な活力ある北海道の実現を目指している。 こうした中、社会資本整備を取り巻く環境は激甚化・頻発化する自然災害や日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震等のリスク増大のほか、今後一斉に更新期を迎える橋梁や、公共施設の老朽化など、様々な課題を抱えている。 今後は、北海道の強みである「食」や「観光」に関連する地域(生産空間)が持つ潜在力が最大限発揮されるよう、平常時・災害時を問わない北海道を支える基盤の確立に向け、防災・減災、国土強靭化に資する社会資本の整備を図ることが必要である。 こうした中、地方財政は依然として厳しい状況にあることから、国と地方の適切な役割分担のもと、防災・減災、国土強靭化に必要な予算を安定的かつ継続的に確保することが重要である。よって、国においては、次の事項について特段の措置を講ずるよう強く要望する。           記1、国土強靭化に資する社会資本の整備・管理が長期安定的に進められるよう、公共事業関係予算の所要額を確保するとともに地域の実態に鑑み予算を重点配分すること。2、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を計画的に進めるために必要な予算・財源を確保するとともに、継続的・安定的に国土強靭化の取り組みを進めることが重要であることから、5か年加速対策後も予算・財源を通常予算とは別枠で確保し継続的に取り組むこと。3、新広域道路交通計画に基づき、高規格道路については、着手済区間の早期開通、未着手区間の早期着手及び暫定2車線区間の4車線化といった機能強化を図ること。また、高規格道路と並行する国道とのダブルネットワークの構築や道路の防災対策・無電柱化などによるリダンダンシーの確保を図ること。4、橋梁、トンネル、舗装等の老朽化対策を推進するため、点検・診断・補修などのメンテナンスサイクルを確立し、予防保全を含む戦略的な維持管理・更新事業を行うための技術的支援の拡充を図ること。5、地域の安全な暮らしや経済活動を支える基盤づくりのため、通学路の交通安全対策などの道路整備や除排雪を含む年間を通じた維持管理の充実が図られるよう、必要な予算を確保すること。6、維持管理に活用可能な交付金制度を創設するとともに、都市公園、下水道、公営住宅など公共施設の長寿命化について、すべての管理施設の点検や診断、補修、更新が交付対象となるよう採択要件を緩和するなど、地方負担の軽減を図ること。7、冬期における円滑な交通確保のため、除排雪に必要な予算を確保するとともに、老朽化が進行している除雪機械等の計画的な更新・増強が可能となるよう財政支援を強化すること。8、堤防整備、ダム建設、再生などの対策をより一層加速するため、粘り強い堤防の整備に関する交付金制度の拡充や準用河川改修の事業要件緩和、小規模・普通河川改修に対応した財政、技術支援制度の創設など、「流域治水」の取り組みに必要な財政支援を強化すること。9、災害発生時の迅速かつ円滑な復旧等のため、北海道開発局及び開発建設部の人員体制の充実強化を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和4年9月22日              北海道石狩市議会─────────────────── ◆11番(上村賢) 発議第2号政府の「難民」認定の見直しと支援強化を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年9月22日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣。───────────────────発議第2号  政府の「難民」認定の見直しと支援強化を求める意見書(案) 政府が、ロシアの侵略から日本に逃れたウクライナ避難民への生活費や医療費支援を決め、地方自治体の支援も広がりをみせています。難民条約では、「人種、宗教、国籍、特定の社会集団の構成員、政治的意見」の5つの理由で迫害される危険がある人が「難民」と定義されています。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が2016年に発表した「難民認定基準ハンドブック」では、「疑わしきは申請者の利益に」との原則が適用され、同ハンドブックを解説する「国際保護に関するガイドライン」において、認定にあたってことさらに分類に拘ることは、難民認定の目的の下では必ずしも必要でも、また決定的なものでもない」として、難民認定は人道支援の立場から定義を解釈する国際的な風潮も強まり、先進諸国のなかでもドイツで申請者の87%以上、イギリスで91%以上が難民認定されるまでになっています。 日本においても、ウクライナ避難民への対応は大きな変化であり、国際的にも評価されています。今後の「難民」認定における解釈や運用について、他の先進国で運用されている水準をめざすことが人道的な観点から世界に貢献し、ひいては国益にも繋がります。 よって、戦争・紛争地域から逃れた避難民などに対しては、「難民」認定について国際水準への見直しと支援強化を求めるものです。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和4年9月22日              北海道石狩市議会─────────────────── ◆11番(上村賢) 発議第3号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年9月22日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。 提出先、衆議院議長、参議院議長、財政大臣、経済産業大臣、デジタル大臣、男女共同参画担当大臣、デジタル田園都市国家構想担当大臣。───────────────────発議第3号  女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書(案) 女性デジタル人材育成については、女性の経済的自立に向けて、また、女性人材の成長産業への円滑な移動支援を図る観点から極めて重要である。政府は本年4月26日、「女性デジタル人材育成プラン」を取りまとめ、就労に直結するデジタルスキルの習得や、柔軟な働き方を促す就労環境の整備の両面から支援し、女性のデジタル人材育成の加速化を目指すこととした。我が国の国際競争力を高め、生産性を向上させるうえでも本プランの着実な遂行と実現が、日本の発展において不可欠であり、デジタル化が進むことにより、大都市一極集中による人口の過度の偏在の緩和や、感染症等のリスクの低減も図れるとして、大きな期待が寄せられているところである。そこで、政府においては、地方における女性デジタル人材育成の強力な推進を図るため、下記の事項を実施するよう強く求める。           記1、現時点では取り組み事例が全国的に極めて少ない中で、本プランの実施・遂行において、自治体規模に合わせた取り組みやすい参考事例を国として積極的に発信すること。2、テレワークによるデジタル分野の就労は離れた地域でも可能であることから、テレワーク可能な企業の斡旋、紹介については全国規模で行えるよう、プラットフォームを形成すること。3、全国どこに住んでいても、また、育児や介護など時間的な制約があっても、デジタルスキルを習得してテレワークを活用しながら就労ができ、サポートを受けながらOJT等による実践的な経験を積むことができる機会を提供すること。4、テレワークの定着・促進に向けての全国的な導入支援体制をいち早く整備すること。5、本プランの着実な遂行のための十分な予算を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和4年9月22日              北海道石狩市議会─────────────────── ◆11番(上村賢) 発議第4号農業生産資材高騰対策を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年9月22日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財政大臣、農林水産大臣。───────────────────発議第4号  農業生産資材高騰対策を求める意見書(案) 北海道農業は家族経営を中心とした大規模農業により展開し、安全・安心な農畜産物を安定供給することで、我が国の食料自給率や国土・環境の保全、観光資源の提供など多面的機能を有し、地域経済・社会の維持・発展にも貢献してまいりました。 しかしながら、新型コロナウイルス、ウクライナ情勢、円安の進行等による飼料や肥料、燃油といった営農に必要不可欠な生産資材の高騰により、北海道農業の生産基盤の維持・存続が危機的な状況にあります。 それに伴い、食料や生産資材の多くを海外に依存する我が国の食料安定供給リスクが顕在化し、平成11年7月に施行された「食料・農業・農村基本法」で謳われている食料安全保障が大きな危機に直面しております。 つきましては、持続可能な北海道農業を確立し、我が国最大の食料基地として消費者への食料安定供給という使命を果たすとともに、食料安全保障体制の強化を実現すべく、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、生産者の営農にとって即効性のある施策を講じていただくよう、下記事項の実施を強く求めます。           記1、酪農・畜産経営安定対策 過去最高値まで急騰した配合飼料価格等により営農コストは増加し、とりわけ酪農経営においては生乳生産の抑制に取り組んでいるにも関わらず、コスト増加分を価格転嫁できず、加えて初生子牛価格等の暴落等により所得が激減しており、生産現場や農業団体の経営努力のみでは対応しきれない状況にあることから、飼料高騰対策をはじめ酪農・畜産農家の経営安定に資する対策を講じること。2、肥料価格高騰対策 肥料原料等の急激な価格高騰については、国費による肥料価格高騰対策事業や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した北海道による化学肥料購入支援給付事業が措置されたものの、過去経験したことのない急激な価格高騰に対し、万全な支援水準となるよう、地域実態に応じて対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和4年9月22日              北海道石狩市議会─────────────────── ◆11番(上村賢) 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより、発議第1号から発議第4号まで、以上、計4意見書案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号から発議第4号まで、以上、計4意見書案については、質疑及び討論を省略して原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。したがって、発議第1号から発議第4号まで、以上、計4意見書案については、原案のとおり可決されました─────────────────── △日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(花田和彦) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。─────────────────── △日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(花田和彦) 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 議会広報特別委員長及び議会改革推進特別委員長から閉会中の所管事務の継続調査申出があります。 お諮りいたします。 議会広報特別委員長及び議会改革推進特別委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。─────────────────── △閉会宣告 ○議長(花田和彦) 以上をもって、本定例会に付議されました案件は、全て終了いたしました。 以上で、令和4年第3回石狩市議会定例会を閉会いたします。           午前11時43分 閉会              閉会中の継続調査申出一覧表                                 令和4年第3回石狩市議会定例会┌───────────┬────────────────────────────┬───────┐│ 所 管 委 員 会 │       件            名       │  期  間  │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│総務常任委員会    │(1) 総務関係について                  │次期定例会まで││           │(2) 企画経済関係について                │       ││           │(3) 財政関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│厚生常任委員会    │(1) 環境市民関係について                │次期定例会まで││           │(2) 保健福祉関係について                │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│建設文教常任委員会  │(1) 建設水道関係について                │次期定例会まで││           │(2) 教育関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会運営委員会    │本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項及び議長の  │次期定例会まで││           │諮問に関する事項                    │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会広報特別委員会  │議会広報の編集及び議会インターネットテレビ放映に関す  │次期定例会まで││           │る事項                         │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会改革推進特別委員会│議会改革等に関する事項                 │次期定例会まで│└───────────┴────────────────────────────┴───────┘...